本書のタイトルが少々気になって好奇心で読んでみたが、タイトルの最後にあるように仏教宗派の解説書といった感じの本であった。私自身も、父の葬儀を営むまで、あまり自分の家の宗派を気にすることはなかった。今後も私のような者がさらに増えていくであろうが、最低限の常識として、日本の仏教の成り立ちや現在にいたるまでの変遷を理解するのも良いかもしれないと思い、最後まで読み進めた…

浄土真宗はなぜ日本でいちばん多いのか 仏教宗派の謎